科学研究費 基盤B/C
我々は将来の医療を誰に託すのか?
医学部入学者の社会的背景の解明/多様化推進

研究方法

大学生の社会背景・家庭背景調査

全国の大学生(医学部・医療系学部・理系学部・文系学部)が入学前に受けてきた教育の実態、社会背景、家庭背景をウェブアンケート・インタビュー等によって明らかにします。回答時間は約10分です。
この中には「職業選択動機尺度」(江塚2011)も含まれ、それぞれの学部を志望した動機について調査します。

市民・医療関係者・医学教育関係者・その他のステークホルダーの認識調査

上記のアンケート結果を市民、医療関係者、医学教育関係者に示し、それに対する意見を調査します。一般市民としては医学教育に協力している模擬患者や病院ボランティア、医療関係者としては市中病院に勤務する多様な職種の医療スタッフ、医学教育関係者としては医学部や医療系教育機関の教員を対象とします。

医学部入学者選抜に関する提言

上記を踏まえ、研究チームが今後の医学部入学者選抜に関して提言をまとめます。

研究組織

氏名 所属
主任 鈴木康之 岐阜大学医学教育開発研究センター
分担研究者 武田裕子 順天堂大学医学教育研究室
西城卓也 岐阜大学医学教育開発研究センター
恒川幸司 岐阜大学医学教育開発研究センター
研究協力者 大滝純司 東京医科大学総合診療科
荒牧草平 日本女子大学人間社会学部
J. Cleland Nanyang Technological University, Singapore